ワンコも高齢化社会

暮らし

うちのワンコ、歳とったなぁ

最近では、医療や住環境のおかげで、ペットの犬や猫も20年近く生きることが多くなってきました。

我が家のわんちゃん、ただいま14歳と8か月の柴犬です。なんとなく、20歳近くまで元気でいてくれるものと思っていました。

ですが、この1~2年であれよあれよという間に、「老犬」というのがふさわしいおじいちゃん犬になってしまいました。

足腰は弱り、目も多分あまり見えていないです。

日本犬に多い認知症も発症していると思います。感情もなく、しっぽを振って喜ぶなんてこともありません。

「お手」や「おすわり」・「待て」なんていつから出来なくなったんだろう。昔は、「待て」と言ったら、いつまででも待っていたのにな。

12歳くらいまでとても元気だったので、やはりそれを受け入れていくのは辛い作業ですね。

排泄の失敗

2年前くらいから、家の中でおもらしをするようになりました。

日本犬には多いと思いますが、おしっこ・ウンチは、散歩に連れて行かないとしなかったので、寒い冬でも、暑い夏でも、台風が来ても、いつでも1日に2回、朝と夕方の散歩でしていたのです。

それが、おしっこが近くなり、1日4回散歩に連れていくようになりました。

涼しい季節になると、おしっこの量が減って、少し楽になりましたが、昨年、暑い季節になるとまた1日4回の散歩は必須になりました。

それでも、様子を見ながら、おむつはほとんどしなくても大丈夫だったのです。

そんな生活でしたが、だんだんと家の中で時々粗相をするようになりました。でも、時々だったので、完全なオムツ生活ではなかったのです。

ですが、2020年秋ごろから、涼しい季節にかかわりなく、完全なオムツ生活が始まりました。

2021年になると、足腰が弱り、お散歩に連れて行くのも大変になってきました。なかなかまっすぐ歩けなくなってきました。

それでもおしっこ・ウンチは散歩のときにすることが多かったのです。

だけど、この2か月間はほとんど散歩にも行かなくなりました。当然おしっこ・ウンチはオムツでするようになりました。

オムツでしても、今度はモレの問題が出てきました。特にうんちは、しっぽの穴から「こんにちは」と出てきてしまうことも多く、その状態で一生懸命に立ち上がろうとして立ちあがれず、フローリングが大変な状態になることもしばしば。。。

こんな時は、悲しくて、切なくて、情けなくて。。。

徘徊

認知症で徘徊…人間の世界でもよく言われますが、徘徊ってなんだろう。

うちのワンコに関していえば、認知症でという理由もあるかもしれないけれど、何か目的があって動きたいけど、うまく歩けない。それを傍で見ていると徘徊に見えてしまうのかも?などと、いろいろ考えてしまいます。

こんな時、人間の世界も同じだ、広く言えば生き物はみな同じだなどと、愛犬を通じていろんなことを考えさせられます。

最近足腰が弱り、思うように移動できなくなってきました。うまく立てなかったり歩けなかったときは、時々吠えるようになってきました。そんな時は、転がって起き上がれないのを起こしてやったり、移動するのを手伝ったりします。

最近眠ることが多くなってきました。この夏からは、毎日ではないけれど昼夜逆転かと思うような日も出てきました。

最初は夜中にウロチョロするだけだったのでよかったのですが、自分で思うように動けない時は吠えることがあるので大変です。こちらが睡眠不足になってしまいますので。

そうならないように、なるべく昼間は起きていてもらいたい。また、仕事もしているので、家に誰もいない時には眠っていて欲しい。と、こっちの都合の良いことを考えてしまいます。

食事の介助

ご飯も、目が見えないので、なかなかすぐに食べたり飲んだりすることが難しくなってきました。

食事の介助が必要です。1年前頃から、えさの容器が低いのはしんどそうだということになり、台つきのエサ入れを購入してそれで飲ませたり、食べさせたりしています。少しは楽になったのですが、ひっくり返してしまうこともあります(笑)

目が見えなくて、エサの容器がすぐにわからず、食べ始めたり、飲み始めることがなかなかできません。なので、頭を半ば押さえつけて(ごめんね)その場所を教えてやって、ようやく食べたり飲んだりということを始めます。

また、足腰が弱っているので、食事中に立ち続けることも難しく、足の力が抜けて途中でその場でコロンと転がってしまったりもします。

見ている分には、なんだかかわいく思えたりするのですが、本人(犬)は必死なので、ちょっと可哀そうな気もしたりと、複雑な思いで見ています。

なので、やはり介助が必要で、時間が許す時は、食事が終わるまで横について支えてやります。

老いを受け入れる

いろんなことが出来なくなってくるのは悲しいですね。

でも、どんな状態になっても一生懸命に生きている愛犬を見ると、やはり愛おしくて、この先何年生きられるかわからないけれど、一緒にいれる時間を大事にしていこうと思う今日この頃です。

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